ちいさく、息をする。

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- - -
ダーリー
雨上がり、耳を澄ます
心地よくまどろんでしまいそうな
空はすっかり晴れて、まぶしい
少し冷たい風が気持ちいい


「日記をつけろ、」唐突に祖父が言った
祖父の思考回路は相変わらず
行き成り過ぎて、いまいちよく分からない

今日は夕方から出勤
自分がどんな顔をして日々を送っているのか
仕事をして、ごはんを食べて、人と話して。
一昨日だったっけ、かけられた言葉に考えて
無意識だった自分は、自分でもよくわからなくてきちんと返答できなかった
自信がない
疲れている自信も、頑張っている自信も、楽しいと感じているのかも、
自信がない、どうかわからない
曖昧にしてしまっているわけではないはず
だけど、こんなんだったっけ、


そんなつもりなくてもネガティブに走ってしまう
例えばこういう文章だって
気を抜いている時はきっと本来の性格、根暗な性質が出るんだろう
からだがおもくなっていく。
日記 - -
あ お め く る





 、


ねむる
今夜は満月かもしれない
、丸い月が
空に浮かぶ

溺れるという事への恐怖心が

若さと幼さは違う、
自分の弱点をはやく見つけろ
強さを錯覚して
塗り替えていく

まぶたの裏にみる
夢は青い

己の内側が、
信用できないままだ
足りない

足りない
足りない


がんばろ

いつも決まって
くるしまぎれ、小さな
あぶくを吐くように
そうつぶやく


眠れ。

日記 - -
五月の嘘


雨の色

雨の日を愛せそうな気がする、久しぶりの感覚だった



今すぐ泣いてしまえそうな、
消えてしまえそうな

欲しいものは無くて
笑う事で疲労が溜まって


抜け出せないでいた


嘘を重ねて、ぬりつぶしたそこで、息ができなくなっていく

腹痛を伴う
とても静かで、かなしい雨の日だった
写真 - -
e go


到底かなわない何かに触れて、
たまらなく死んでしまいたくなったよ


左目で、自分の価値を 錯覚したせいか
何か - -
雨女とディナーを
 
ミントグリーンの愛車の名前は、nicoroに決めた。

車に名前をつけてみたなんてことは、はずかしくて、たぶん人に教えることはないだろうけど。
なので、この車をニコロと呼ぶのは私だけなのである。
たぶん。

何となく、何気なく、どうでもいいようなことを、


ぼやけてしまいそうな毎日に、
なんとか色づけしようとすることで、ぎりぎり形を保たせているような。


味気ないというよりは、舌がちょっとだけ麻痺している。

もやもやしている
濁っていく、この中から
なかなか抜け出せないでいる

もがく必要も感じていない今は、抜け出せる気もしない
自分はいったいなんなんだろう
不毛な問いかけも、無責任に浮かべて、
放置するだけ。



五月病みたい。

ドライブでもしようか。
日記 - -
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